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WindowsとUbuntu(Linux)のデュアルブート方法
4月24日、Linuxディストリビューションのひとつ、「Ubuntu」のバージョン8.04にあたる、「Hardy Heron」がリリースされた。「Hardy Heron」は、「Dapper Drake(Ubuntu 6.06)」に次ぐ2度目のLST版(長期サポート版)。
そこで、ためしに使ってみたい人のための試用の方法やWindowsとのデュアルブートの方法を説明する。
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パーティション分割せずにUbuntuをWindowsにインストールする
Ubuntuはインストールせずに、CDからの起動も可能で、試しに使うことができる(FirefoxもCD上から使える)。
また、Windowsにアプリケーションのひとつとしてインストールすることもでき、いくらか制限はかかるものの、パーティションを分割しなくても使用することもできる。
「パーティション分割?」って人や、ドライバの互換性が心配な人はこの方法でインストールするといい。 WindowsにUbuntuをインストールするのは非常に簡単で、削除も容易だからだ。
Ubuntuのシステム要件は、x86PCか64ビットPCで(←IntelかAMDのCPUならOK)、最小384MBのRAM(メモリ)と4GBのハードディスクのあきスペースが必要。
インストールする前に正常動作するかどうか確認する場合は、インストールCDを入れてPCを再起動し、[コンピュータに変更を加えないでUbuntuを使ってみる]を選択する。これでUbuntuをCD上から試用できるので「音は出るか」、「インターネットに接続できるか」などを確認することができる。
WindowsにUbuntuをインストールするには、まず公式サイトからUbuntuデスクトップ版の[iso]ファイル(CDイメージ)をダウンロードする。
Ubuntuの入手
次に、[iso]ファイルをCDにISO形式(イメージファイル)で焼いて、Ubuntuのブートディスクを作る。
→ISOイメージをCD-R(W)に書き込むには :Ubuntu Japanese Wiki
イメージファイルを書き込むには、「DeepBurner」や、「CDBurnerXP」などを使うといい。(とりあえず焼ければ何でもいいんだけど)
ちなみに、CDBurnerXPは「Microsoft .NET Framework」が必要なので、入ってなければここからダウンロードする。
→Microsoft .NET Framework 3.5 :Microsoft ダウンロードセンター
(ちなみに、ハイバネーションというのはWindowsでいうところの「休止」)
そしてインストールをクリックすると、Ubuntuがインストールされ、再起動すると、一番最初にOSの選択画面が表示されるようになる。(削除するときは、[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]から[Ubuntu]を削除する)
アップデートとドライバの設定は一番下
インストール後、サスペンド(スリープ)は可能か、音は出るか(サスペンド復帰後に音は出るか)などを確認しておくといい。
パーティション分割の方法
Windowsと、Linuxを1つのハードディスクにデュアルブートする場合、最低でも2つ以上のパーティションが必要になる。
パーティション分割とは、1つのハードディスクを論理的に区切ること。例えば、2つにパーティション分割をすると、イメージ的には、別々の2つのハードディスクをパソコンにつないでいるのと同じことができるようになる。
万が一、OSが起動できなくなったときのことを考えて、Windowsのインストールディスク(リカバリーディスク)を用意しておくこと。ちなみに、OSが起動できなくなったからといって、保存データが消滅したとは限らない。不安なら、先にMBRの上書きの仕方を確認しておくといい(万が一OSが起動できなくなってもUbuntuのライブCDを使えば、Firefoxを使って調べ直すこともできる)。
→Ubuntuの削除の仕方(関連記事)
(はじめに確認しておくけど、Ubuntuのシステム要件は、x86PCか64ビットPCで、最小256MBのRAMと4GBのハードディスクのあきスペースが必要)
パーティションを変更するソフト「GParted」もUbuntuのライブCDに入っていてパーティションの作成削除リサイズが簡単にできる。「GParted」はCDを入れてから最初の画面で[コンピュータに変更を加えないでUbuntuを使ってみる]を選択し、起動後、[システム]-[システム管理]の[パーティションエディタ]をクリックする。
Windows上から分割できるソフトもある。
EASEUS Partition Manager Home Edition :窓の森
例えばこんな分け方。(クリック拡大)

この場合、拡張パーティション[sda1]の中に、論理パーティション[sda5〜7]があり、それぞれUbuntuのスワップ(仮想メモリの領域)、Ubuntuの"/"(ルートディレクトリ)と"/home"(ホームフォルダ)を割り当てている。また、プライマリパーティション(基本パーティション)[sda2]にはWindowsを割り当てていて、末尾に新しくNFTSの倉庫用パーティションを作るところ。
注意点は、リサイズや移動をすると、まれにデータが消えてしまうことがあるので、バックアップを取っておいた方がいいということだ。(たとえば、システムドライブが直接移動するような変更を加えた場合はリスクが大きくなる)
また、パーティション分割はWindowsのブートディスクでもできる。ただし、既存のパーティションを削除した時点で、基本的にすべてのデータが消えるので注意が必要。
WindowsとUbuntuでデュアルブートする場合、先にWindowsを入れてからUbuntuをインストールすることをすすめる(すでにWindowsがインストール済みなら問題ない)。なぜなら、先にUbuntuをインストールしてからWindowsをインストールすると、Windowsのブートローダ(起動時にHDDにインストールされているOSを読み込むヤツ)にUbuntuのブートローダが上書きされてしまうから。そうなると、WindowsのブートローダはUbuntuを認識しないので、パソコンを起動しても、Ubuntuが認識されず、OSの選択画面も表示されずにWindowsが起動してしまう。
間違えて、MBRを上書きしてしまい、Ubuntuが起動できなくなったら、このやり方で復旧する。
→Grubの再インストールの仕方(関連記事)
そこで、初めにWindowsのインストール方法を説明する。
Windows XPのブートディスクでの分割を例に挙げると、Windowsのブートディスクを入れて、再起動し、セットアップを開始する。
そして、画面に従って進んでいくと、途中、パーティションの状況が表示され、Windowsをインストールしたいパーティションを選択することになるので、一度既存のパーティションを「D」を押して削除し(同時に中にあるデータも消える)、次に、「C」を押して新しいパーティションと、その容量を指定し作成する。Winsows用のパーティションを複数作ってもかまわないし、フリースペースのままでもいい(Ubuntuの最低容量は4GB(ほんとは20GBくらいは欲しいところ))。
ここで注意すべきは、Windows系は1つのHDDにつき4つまでの基本パーティションしか作成できないことだ(拡張パーティションは1つまで)。Linuxのスワップは、1つのパーティションを占有するので、どう分けるか迷ったら、3等分くらいにするのがちょうどいいと思う。
ちなみに自分の場合、WindowsのシステムフォルダをCドライブ(10GB程度)に、マイドキュメントをデータフォルダとしてDドライブに置き、さらに、Tempフォルダと仮想メモリをシステムフォルダ・データフォルダとは別のドライブ(5GB程度)に置いている(Ubuntuは拡張パーティション内に置いている)。
Windowsをインストールするパーティションを選択すると、ファイルシステムの選択画面に移るけど、基本的に「NTFS」でフォーマットする。「FAT」はWindows 98/MEのデュアルブート時に98/ME側からXPを認識したいときに使う。
あとは画面にしたがってセットアップを進め、Windowsが起動したら、接続されているドライバ(ビデオカードとかマザーボードとか)の付属CDを入れてすべてインストールすればセットアップ終了。
ユーザーファイル用にパーティションを分割した人は、[マイコンピュータ]のドライブ(たとえばローカルディスク(D;)とか)をフォーマットする。あるいは、[マイコンピュータ]の右クリックから[管理]をクリックし、[ディスクの管理]を選択する。そして任意のパーティションを指定し、右クリックからフォーマットする(フォーマットできなければ、[論理ドライブの削除]でパーティションを削除してからフォーマットする)。
Ubuntuをパーティションにインストールする
万が一、OSが起動できなくなったときのことを考えて、Windowsのインストールディスク(リカバリーディスク)を用意しておくこと。ちなみに、OSが起動できなくなったからといって、保存データが消滅したとは限らない。不安なら、先にMBRの上書きの仕方を確認しておくといい(万が一OSが起動できなくなってもUbuntuのライブCDを使えば、Firefoxを使って調べ直すこともできる)。
→Ubuntuの削除の仕方(関連記事)
わかりやすいインストール方法はリンク先にあるので、ここではデュアルブート時の注意だけ。
→UbuntuをWindowsとのデュアルブートでインストールするには :Ubuntu Japanese Wiki
(Ubuntu 7.10のものだけど、大して変わらない)
インストールを進めていくとパーティション選択になる。
間違って、[ディスク全体を使う]を選択してしまうと、Windowsまで消えるので[手動]を選択する。

(空のハードディスクに通常インストールする場合は、[ディスク全体を使う]でもいい)
すると、下のように表示される。

この場合、300GBをWindowsに振り分けていて、20GBがフリースペースということ。このフリースペースにLinuxをインストールする。
パーティション設定で[手動]を選択した場合、フォーマットを選択することになる。それぞれのフォーマットについては、ここを参照するといい。
→Ubuntuのファイルシステム(関連記事)
特にこだわりがないなら[ext3]を選択するのが無難。
スワップ(仮想メモリ)については、上のリンクでは物理メモリと同じ〜2倍くらいに設定するといい、と、あるけど、Wikipediaによると、Linuxの仮想メモリは物理メモリがいっぱいにならないと使われないらしく、大容量の物理メモリ(1GB以上)を積んでいるパソコンなら、少なく設定してもいいと思う。なぜなら、Linuxでは大抵のゲームはできないので(Linux一番のデメリット?)、メモリをフルに利用することもないからだ。(ゲーム以外の大量にメモリを食うアプリケーションを使う人や、今後、Linuxゲームが登場するとにらんでいる人は別)
インストールしても起動できないとか、インストールができないという人はここ。(解決策ではないけど、参考までに)
→Ubuntuがインストールできない?(関連記事)
アップデートとドライバの設定
インストール終了後、アップデートのお知らせがポップアップされるのでアップデートを実行する。アップデート終了後、ビデオカードを使っている人はハードウェア・ドライバがポップアップされるので、それを開いて[NVIDIA(ATI)の高性能グラフィックドライバ 有効にする]にチェックをいれると、そのビデオカードのドライバがインストールされる。ドライバがインストールされると、再起動をするように言われるので再起動する。
ほかの設定はこの記事にまとめた→Ubuntuの設定(関連記事)





