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中川財務相の辞意表明に思ったこと

大臣というのは、どんなに頑張っても一度の失言や失態で辞任しなければならないから大変だ。自分は自民寄りでも民主寄りでもないが、今回の中川財務相に対する、全方位的批判報道はさすがにやりすぎじゃないかと思った。体調の心配より、酒を飲んでたとか、飲んでないとかそういうはなしばかりだったからだ(会見中も大臣の体調を気にかけた記者はひとりもいなかった)。大麻のときは海外の情報なんて一切報道しなかったくせに、自民党のこととなると、目の色を変えて批判記事を集めるのはなぜだろう。

日本テレビの調査によれば、内閣支持率も9.7%と歴史的低水準なんだそうだ。日本人は大衆的な行動をとりやすいなんて言われるが、本当に支持率は格差が激しい。某タレント知事が支持率90%を超えたかと思えば、一国の首相が10%以下というのは、国民性だけでは説明がつかない。そのせいで、日本の首相はコロコロと変わってばかりだ。

野党は当然、首相の任命責任を追及するわけだが、「(財務相は)即刻辞任しろ」と言わずに、もう少し、度量というか余裕を見せてほしかった。そろそろ、ねちっこく細かいところばかりをつついているイメージを払拭した方がいい(先のことを考えて)。

それにしても、2008年は本当にマスコミの「麻」叩きが活発だった。特に、今回の横並びで露骨な報道は、偏向報道を指摘されることを恐れない、実に堂々としたものだった。おかげで、自分の持っている麻生首相のイメージといえば、「漢字が読めない高級バーでカップラーメンを食べた」くらいだ。前回の記事ではマスメディアの再生に賛成したが、こんなマスメディアなら一度潰れた方がいいのかもしれない。

<追記>

この泥酔(?)会見問題は海外でも話題になっているようだ。そして、それが日本のマスコミのネタになっている。

しかし、日本のほぼすべての新聞の一面に載るようなネタなのだから、海外がそのネタを転用しても不思議ではない。つまり、海外で話題となっているのではなくて、日本で尋常じゃないくらい騒がれているネタを転用した、海外の記事を逆輸入しただけなんじゃないだろうか(ややこしいはなしだが)。上の記事は、「なにがなんでも叩きたい」という記者の意地の悪さがにじみ出ている。

繰り返すが、自分は自民寄りでも民主寄りでもない。

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