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大麻が非犯罪化されるのも時間の問題?
最近はだいぶ落ち着いてきた気がする「大麻報道」。マスコミは100年に一度の金融危機の方に話題が傾いているため、ここで、一度振り返ってまとめてみるのもいい頃合いだろう。
自分は、大麻が非犯罪化、もしくは、罰則が軽減されるのは遠い先のことではないと考えている。
あたりまえだが、「ヘロインは無害である」なんて論文は探しても見つからない。
しかし、大麻はすこし探せばボロボロと有害性を否定する論文が出てくる。
- 大麻について(関連記事)
じゃあ、なんで世界で大麻が禁止されているのか。表向きは、「大麻が有害だから」というものだが、おそらくそれは、大麻を規制するために後から付け加えられたものだろう。大麻規制の真の目的は、20世紀初頭の不況に苦しむアメリカで、安い労働力になるメキシコ人移民の追放を目的としていたと言われている。当時、メキシコ人が好んで吸っていた大麻を理由にして、メキシコ人を追い出したのだ。このように、大麻規制のはじまりは、政治的な理由が大きい。
また、冷戦当時、アメリカは国内で蔓延する麻薬の出所を共産中国であるときめつけ、麻薬のとりしまりを一層強化した。国連で承認された麻薬に関する単一条約も、「世界的合意」というよりは、「アメリカのゴリ押し」に近い。
大麻規制の歴史は、以下の動画が参考になると思う(削除される可能性あり)。
だから、1990年代後半には、もうすっかり大麻が世間に浸透していたんじゃないかと思う。特に、好奇心旺盛で、これらの情報を簡単に調べることができる大学生を中心に。
では、なぜ、今さらこの問題が大きくなってきたのか。一番の理由は、大麻所持で摘発される人が、過去最大の勢いで増えていることだろう。警察が大麻取り締まりに動き出したのは、一説によると、「北朝鮮の覚醒剤密輸ルートが壊滅したために、ターゲットを大麻に移した」とか、「大麻の種を販売するインターネットサイトをおさえたことで、芋づる式に摘発された」などがささやかれている。そして、それに便乗したマスコミがこぞって「大麻汚染」と銘打って報道したために、多くの人の感心が大麻に向かったのだ。
しかし、今時は小学生でもインターネットをする時代。ブログやニュースサイトがマスコミの報道と対等の力をもってきているため、少しでも根拠の曖昧なことを書くとすぐに指摘されてしまう。例えば、マスコミの主張する「大麻精神病」とか「ゲートウェイドラッグ理論(踏み石論)」なんてのは、科学的根拠があるわけではなく、多くの研究機関によって否定されている「疑似科学」にすぎない。
- 統合失調症は5000人に一人 カナビスの健康リスクは増えてはいない :カナビス・スタディハウス
- カナビスの単独使用による精神病のリスクはほとんどない :カナビス・スタディハウス
- ゲートウエイ理論の終焉 :カナビス・スタディハウス
これらの報告を知らないのか無視しているのか、2008年12月3日、NHKのクローズアップ現代で放送された「大麻汚染を食い止めろ」では、「夜回り先生」こと水谷修氏が、「精神依存はものすごいものがある」と発言。合法論者に対して、「バカなことを言っている」とバッサリ。さらに、「(大麻が)脳を壊してしまう」とか、マスコミですら言わないようなこともズバリ言い切って見せた(むしろ、大麻にはアルツハイマー病予防効果や脳神経の発達促進効果を示唆する研究報告もある)。
- NHK クローズアップ現代 "大麻汚染"を食い止めろ(削除される可能性あり) :YouTube
- 「大麻汚染」報道を食い止めろ :大麻取締法変革センター
- カナビスと脳に関する最新の研究 :カナビス・スタディハウス
その上、NHKの取材方針もかなり偏っていて、はじめから、社会復帰施設に通う元大麻常習者に焦点を当てている。大麻では年間数千人逮捕されているのだから、もし、大麻に人格を破壊するような毒性があるなら、そんな施設などとうにパンクしているだろうに。大麻を吸っておかしくなったのか、おかしい人が大麻を吸っていたのか、診察したはずであろう医師など一度たりとも登場せずに、「夜回り先生」曰く、「だから大麻は怖いんです」なんて、説得力が無さすぎる。
この放送に対して、カナビス・スタディハウスは徹底的に批判した。
- NHKの誇張と嘘 カナビスの1回1回の使用が脳を壊す :カナビス・スタディハウス
医師でも科学者でもない元高校教師の"個人的感想"よりは、あらゆる研究機関の報告を根拠にしたこの記事の方がずっと信憑性が高いのは言うまでもない。
だけど、すべてのマスコミが一律に大麻反対といっているわけではない。例えば、老舗週刊誌「週刊朝日」は「大麻は本当に悪なのか」と疑問を投げかけた。「週刊SPA」にも大麻合法論者の主張が取り上げられている。このように、一部でも(両者の意見を聞き分けるという)本来のジャーナリズムを取り戻してきたことは、非常に大きな前進であると思う(これが、大麻解禁は時間の問題とする理由)。
ニコニコ動画に週刊朝日の番組が投稿されている(削除される可能性あり)。



