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Ubuntuのファイルシステム
Ubuntuをインストールするとき、パーティションの設定で[手動]を選択すると、パーティションのファイルシステムを指定することができる。
それらのファイルシステムについて簡単に説明する。
まず、Ubuntuのブートディスクで選択することができるファイルシステムには、[ext3]、[ext2]、[NTFS]、[FAT]、[XFS]、[ReiserFS]、[JFS]がある。
[NTFS]と[FAT]はWindowsのファイルシステムなので、Linuxのルートディレクトリをインストールすることはできない(Windowsと共有するファイルの倉庫用)。
2000/XP/Vistaなら[NTFS]を、それ以前のWindowsなら[FAT]を選択する。
[ext2]は[ext3]非対応のLinuxなどと互換性を持ちたい場合に使う。
残るのは[ext3]、[ReiserFS]、[XFS]、[JFS]だ。
これらはどれが優れているとも言えず、環境に合わせて選択する必要がある。
それぞれのファイルシステムの代表的な特徴
[ext3]:メタデータだけでなく実データもジャーナリングできる(クラッシュ時に復元できる)
[ReiserFS]:小さいファイルを大量に扱う場合に高いパフォーマンスを発揮
[XFS]:大規模データ(数TB〜数百TB)の取扱いや、大規模ファイルシステムに最適
[JFS]:OS/2とのデュアルブートに最適
Linuxのファイルシステムとファイルの概要 :SourceForge.JP
Linuxファイルシステムの基礎と応用 :SourceForge.JP
ext3,ReiserFS,XFSの比較 :ミラクル・リナックス
デスクトップPCでUbuntuを利用するなら、[ext3]を選ぶのが無難。
なぜなら、[ext3]はLinuxファイルシステムの主流であり、事実上の標準となっているからだ(パーティション設定で[手動]を選択しなかった場合にも[ext3]でフォーマットされる)。
また、[ext3]は実データもジャーナリングでき、安定性も高く、次世代ファイルシステム[ext4]と互換性を持っているので移行もしやすい。
[XFS]は大規模ファイルシステムの構築に向いている。
また、最大900TBのデータを扱うことができ、独自のデフラグツールを持っている(だけど、[XFS]が断片化に弱いというわけではない)。
→LinuxでXFSファイルシステムを利用するヒント
→xfs_fsrを使ってXFSファイルシステムをベストの状態で使用する :SourceForge.JP
[ReiserFS]は小さなファイルを大量に扱う際に高いパフォーマンスを発揮する。
ただし、後継の[Reiser4]の開発は停滞ている。
→ReiserFSの開発者、殺人罪で有罪(関連記事)
[JFS]はIBMによって開発されたファイルシステムで、OS/2と互換性を持っている。
ただし、[JFS]は64ビットのファイルシステムのため、32ビットOSでは制限され、最大2TBまでしか扱うことができない。
→JFSのファイル管理とジャーナリングの実装 :@IT
→JFSを30日間試してみた :SourceForge.JP
現在はさらに次世代の[btrfs(ベターFS、あるいはバターFS)]の開発が進められているけど、それはまだ先の話。
→『BTRFS』は次世代の Linux ファイルシステムになれるか? :japan.internet.com
→Linuxの次世代ファイルシステムは「バターFS」!? :@IT



