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LHC実験概要
一部の人が「人類最後の日」になると訴えているCERNのLHC実験の概要を説明する。
この実験の目的は、素粒子標準理論(標準模型)と呼ばれている未完成の素粒子物理に関する理論を検証することで、未発見だけど理論上存在が示されている「ヒッグス粒子」の発見が期待されている。
ちなみに、ヒッグス粒子というのは、たとえるなら真空そのものを構成する粒子のこと。つまり、真空は「無」ではなく「ヒッグス粒子で満ちている」と言い換えることができる。このような粒子の存在を仮定する理由は、素粒子が運動すると、ヒッグス粒子の抵抗を受ける。その「動きにくさ」こそが質量の起源だと考えられているからだ。
そのほかにも、ダークマターの候補とされる「超対称性粒子」の発見や、「ブラックホール」の検出が期待されている。
この「ブラックホール」というのがまずかった。
実験では、光速に近い速度まで加速された陽子ビーム(陽子の束)同士を互いに正面衝突させて、ビックバン直後の宇宙を再現する。
超弦理論(ひも理論)によると、このとき発生するエネルギーの一部が別の次元へと逃げるため、加えられたエネルギーよりも小さくなると推測されいている。そして、もしも、本当に検出されたエネルギーが小さかったら、この宇宙は3次元以上の多次元世界であるということになる(余剰次元理論)。そして、この余剰次元理論によると、LHC実験において極小で高温の「ブラックホール」が生成されるとしていて、この理論も標準理論と同時に検証される(誕生直後の宇宙はブラックホールと同様の「特異点」であったと考えられている)。
もし、余剰次元理論が正しければ、生成されたブラックホールはすぐに消滅(蒸発)し、間違っていればブラックホールはできない。つまり、LHCはブラックホールの生成ではなく、生成されるかどうか検証することが目的である。
→ブラックホール/蒸発 :Wikipedia
と、科学者たちが説明しているのに、「消えなかったらどうすんだ!!」と、一部の人がパニックを起こしてしまったのだ。
これに対してCERNはノーベル賞受賞者らに検証を依頼し「安全宣言」を受けた。
→LHC実験、ノーベル賞受賞者らが「安全宣言」(関連記事)
この標準理論が確立されれば、自然界に存在する四つの力(強い力、弱い力、電磁力、重力)のうち、重力を除く三つの力が理論的に統合され、四つの力の統合を目指す超大統一理論の研究も進むと考えられる(重力については、世界最大の加速器であるCERNの出力を持ってしても、エネルギー不足のため、調べることができないと考えられている)。
また、LHCが始動すると、過去への扉が開かれると主張している人もいる。
その詳しい根拠はわからないけど、アインシュタインの相対性理論を拡大解釈すると、光の速度を超えれば過去に向かうことができる。
そこで、高エネルギーで空間を曲げて、その曲げられた空間を物質が一周することで相対的に光速を超えて過去へ行くことができると考えている人もいる。
だから、LHCが稼動したら、未来から送られてきた粒子が検出されるかもしれない(おそらく、ブラックホールが地球を飲み込むくらいのと同じくらいの確率だと思うけど)。
追記
当初、LHC実験は9月10日に行われる予定だったけど、LHCの電気系統の故障のため、一部の磁石が融解を起こし、冷却用のヘリウムガスが流出する事故が発生したため、運用を停止した。再開は2009年以降の見通し。
欧州原子核研究機構、LHCの運用停止は長期化の見通し :Technobahn
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LHC実験が世界最後の日になるかもしれないと言ってハワイで訴訟を起こされた
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ちなみに、ヒッグス粒子というのは、たとえるなら真空そのものを構成する粒子のこと。つまり、真空は「無」ではなく「ヒッグス粒子で満ちている」と言い換えることができる。このような粒子の存在を仮定する理由は、素粒子が運動すると、ヒッグス粒子の抵抗を受ける。その「動きにくさ」こそが質量の起源だと考えられているからだ。
そのほかにも、ダークマターの候補とされる「超対称性粒子」の発見や、「ブラックホール」の検出が期待されている。
この「ブラックホール」というのがまずかった。
実験では、光速に近い速度まで加速された陽子ビーム(陽子の束)同士を互いに正面衝突させて、ビックバン直後の宇宙を再現する。
超弦理論(ひも理論)によると、このとき発生するエネルギーの一部が別の次元へと逃げるため、加えられたエネルギーよりも小さくなると推測されいている。そして、もしも、本当に検出されたエネルギーが小さかったら、この宇宙は3次元以上の多次元世界であるということになる(余剰次元理論)。そして、この余剰次元理論によると、LHC実験において極小で高温の「ブラックホール」が生成されるとしていて、この理論も標準理論と同時に検証される(誕生直後の宇宙はブラックホールと同様の「特異点」であったと考えられている)。
もし、余剰次元理論が正しければ、生成されたブラックホールはすぐに消滅(蒸発)し、間違っていればブラックホールはできない。つまり、LHCはブラックホールの生成ではなく、生成されるかどうか検証することが目的である。
→ブラックホール/蒸発 :Wikipedia
と、科学者たちが説明しているのに、「消えなかったらどうすんだ!!」と、一部の人がパニックを起こしてしまったのだ。
これに対してCERNはノーベル賞受賞者らに検証を依頼し「安全宣言」を受けた。
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この標準理論が確立されれば、自然界に存在する四つの力(強い力、弱い力、電磁力、重力)のうち、重力を除く三つの力が理論的に統合され、四つの力の統合を目指す超大統一理論の研究も進むと考えられる(重力については、世界最大の加速器であるCERNの出力を持ってしても、エネルギー不足のため、調べることができないと考えられている)。
また、LHCが始動すると、過去への扉が開かれると主張している人もいる。
その詳しい根拠はわからないけど、アインシュタインの相対性理論を拡大解釈すると、光の速度を超えれば過去に向かうことができる。
そこで、高エネルギーで空間を曲げて、その曲げられた空間を物質が一周することで相対的に光速を超えて過去へ行くことができると考えている人もいる。
だから、LHCが稼動したら、未来から送られてきた粒子が検出されるかもしれない(おそらく、ブラックホールが地球を飲み込むくらいのと同じくらいの確率だと思うけど)。
追記
当初、LHC実験は9月10日に行われる予定だったけど、LHCの電気系統の故障のため、一部の磁石が融解を起こし、冷却用のヘリウムガスが流出する事故が発生したため、運用を停止した。再開は2009年以降の見通し。
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